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2007年05月24日

ことぶき製菓の笹あめ 【sweets】

sasaame.jpg越後銘菓の『笹あめ』です。笹の葉にくるまれたあめは、キレイな透明。べっこう飴のような色はまったくありません。
口に入れたときだけ、ふわっと笹の香りがあるくらいで、味は特になし。でも笹の葉に挟まれてぺったんこになった飴というのは、なかなか風流です。

そう、風流と感じるのは、夏目漱石の影響でしょうか。

なんとこの笹あめ、夏目漱石の著書『坊ちゃん』に登場するとのこと。
パッケージに抜粋されているくらいです。
『越後の笹飴と漱石の友情物語』として、『『坊っちゃん』の秘密 』という本にも紹介されているみたい。
実は、パッケージを見るよりも先に飴を口にいれたので、この飴自体に風流だなぁと感じたわけですから、商品自体にも漂う“何か”があります。きっと。


うとうとしたら清の夢を見た
清が越後の笹飴を笹ぐるみ
むしゃむしゃ食って居る。笹は毒だから
よしたらよからうと言ふと、いえ此の
笹が御薬で御座いますと行って旨さうに
食って居る。おれがあきれ返って、大きな
口を開いてハ・・・・・と笑ったら眼が覚めた。

夏目漱石著『坊ちゃん』より


……この笹あめは、むしゃむしゃ食えません。かたいもの。ただ口の中で保存して、溶けるのを待つばかり。

パッケージには“笹あめはかまずに舌にのせて軽く含んで、やわらかくなりかけたらしゃぶってください”とありますが……しゃぶるってのはむしゃむしゃ食うわけではなく、ひたすら溶かすってことだよね?

笹あめにはいろいろなタイプがあるらしく、もっとネチョネチョするものなんかもあるんだそうな。これは口の中で転がして溶かすタイプのシンプルなあめだったんだということで。

投稿者 sisters : 2007年05月24日 12:04